ソロティピー1の感想

今回はバンドックのソロ用テント、ソロティピー1の感想です。





ソロティピー1は私が初めて購入したキャンプギアのひとつだったりします。


タープ泊に流れつつも2年以上買い増しも買い替えもしていません。





概要



ソロティピー1は名前の通りソロ用のコンパクトなテントです。もちろんティピー型。


ポリエステル素材とTC素材があり、販売終了品も含めるとそれぞれが2色展開です。


今回紹介するのはコスパに優れたポリエステルの方です。素材と前室の広さ以外にはほぼ差がないので基本的には同じモノです。


完全にソロ用ワンポールテントといった製品で、2人が寝るのは困難です。


サイズは床が縦横2.4mの正方形で高さが1.5mです。重量は2.2kgで、耐水圧はフライシートが3000mmでインナーテントのフロアが5000mmとなっています。


耐水圧は余程の雨でない限りは問題ない数字です。ワンポールテントの場合、フライシートの傾斜によって水が流れるので多少雨に負けても上から水滴が降ってくることは少ないかもしれません。


値段は実売1万円くらいです。


インナーテント付きでこの値段はかなり良心的。





良いところ



・設営が楽


私がこのテントを使い続けている最大の理由です。


4隅にペグを打って中にポールを立てればほぼ終了です。あとはお好みでペグを増やすだけ。


インナーテントも吊るすだけだし、虫が少ないならそもそも必要ないです。




・撤収が楽


テントは濡れた状態で放置するとカビが生えることがあります。雨の日の撤収なんて考えるだけで嫌になります。サイズが小さいほど拭き取るのも干すのも楽です。




・風に強い


ドーム型テントと違い、ポールは直立している1本のみなので余程のことがない限り折れません。


河原で台風みたいな勢いの強風に煽られた時もペグは抜けましたが幕とポールは無事でした。




・軽い


TC素材や大きいテントと比べると軽いです。


登山用には及びません。





悪いところ



・デッドスペースが発生する


ワンポールテントの宿命として、ポールが立つのでテントの真ん中が使えません。


さらに端の方は高さがないため小さい物を置くことしかできません。


テント内の半分は就寝スペースになるので真ん中を空ける意味はないし、荷物もテント内のどこかには置くことになるので、それほど不便には感じません。


雨の日にテント内だけで過ごすという使い方は辛いので、その場合はタープを使うべきだと思います。


二又ポールを使うという手段もあります。しかし前述の通り自然に奥の寝床スペースと手前の前室に分かれるのであまり恩恵がなさそうです。



・設営場所が限られる



ペグ打ちが必須です。風に飛ばされなければいいドーム型テントと違い、ペグがないとそもそもテントが建ちません。


地面が多少傾いていても設営できなくはないですが、たまたまペグを打ちたいところが凹んでいたりすると難易度が上がります。


最低でも4本は鍛造ペグがないと不安です。



・狭い


完全に1人用サイズです。テント内で快適に過ごすならチェアを使わないお座敷スタイルにすると良いと思います。天井の低さが気にならないだけでも広く感じられます。


コットを使う場合、中で組み立てるのはほぼ不可能。外で組み立てたコットを中に入れるか、コットの上に被せるように設営するかのどちらかです。


コットを入れるとこんな感じ。




・結露が発生しやすい


幕が1枚だけでTC素材でもないので、朝起きると結露でテントが濡れています。幕を軽く叩いたり引っ張ったりして水滴を落とすと乾かしやすいです。


インナーテントは先に外して干さないと地面と接していた部分を拭き取るのが大変です。






まとめ


ソロ用のワンポールテントなので、小さいことによるデメリットをどこまで許容できるかが重要です。


登山用のソロテントに比べると前室がとても広いので、扱いやすくはあります。


テントは寝床と荷物置き場だと割り切ればとても優秀です。


正直なところ使い勝手はテンマクデザインのパンダの方が良いのではないかと思います。あちらはテントの前後を両方広げて出入り口にできます。目立つ差はそれくらいなので価格差とデザインをどう考えるか次第です。


冬キャンプにも一応使えます。普通に寒いです。スカートはないので隙間風は覚悟の上で防寒して挑みましょう。

大洗キャンプ場はいいぞ

 ガルパンはいいぞ。



という訳で大洗キャンプ場の紹介です。




概要


大洗と言えば海。大洗キャンプ場は海へ徒歩で行けるけれどキャンプサイトから直接海を見ることはできないくらいの距離感にあります。


周囲は市街地で、スーパーが隣接しているほどです。


キャンプ場が単独で存在しているのではなく、幕末と明治の博物館という施設と敷地を共有している形になります。




料金、利用手順


予約不要のフリーサイトと予約必須のウッドキャビンがあります。


2021年下旬の今、フリーサイトは新型コロナ対策での入場制限があるらしく、キャンプブームと相まって土日には開場時間前に満車になるという地獄が形成されています。


一方、私が訪れた平日は夕方に設営している方もいたので急ぐ必要はないのかもしれません。



料金


フリーサイトは大人1300円、駐車料金が普通車1500円、オートバイ500円です。



利用手順と場内環境


キャンプ場に入って真っ直ぐ進むと事務所があるので、そこで受付と支払いを済ませて駐車札を受け取ります。その札を地面に刺しておけば車を置いておかなくても場所取りができるので、自由に外出できます。


大洗到着後に最初にチェックインだけ済ませてから観光や買い物をした方が良い場所が取れます。


あくまでも車を置くスペースしか確保できないので、設営する場所は後で探すしかありません。


他人の車の隣に設営したい人はいないと思うので、自分の車のすぐ近くは高確率で空きます。それはそれで車を傷つけたりしそうで怖いですが。


消灯時間は22時とのことでした。


チェックアウトは10時です。


支払いなどは受付時に済んでいるので、駐車札だけ返却したら勝手に帰って大丈夫です。


ちなみに私は土曜チェックアウトで9時に撤収したら入れ替わりでそこに設営した人がいました。


金曜なら14時に設営しても取れた場所が9時に埋まったということです。土日に行く方は覚悟を決めてください。


水場とゴミ捨て場は数ヶ所あります。ゴミ捨て場は燃えるゴミとビン、カンだけでなく焚き火の後の灰や空になったガス缶、ダンボールなども捨てられます。


トイレはひとつだけなので、注意が必要です。


キャンプ場の利用者は博物館の割引もあるそうです。




サイトについて





松林の森林サイトといった様子です。地面は傾斜がある場所もありますが、平らな場所の方が広いのでワンポールテントでも問題ないと思います。


松は落ち葉が無限に降ってくるのと、あまり日除けにはならないのでタープはあった方が快適な時期が長そうです。真冬なら必要なさそうですね。


松の木はハンモックなどの設営に利用することはできません。松ぼっくりはたくさん落ちていたので、ゆるキャン△で見た焚きつけができます。


地面はある程度柔らかく、個人的には今まで訪れたキャンプ場の中で最もペグが打ちやすかったです。雨の日には相当ぬかるむ予感がしたので、その場合は鍛造ペグがあった方が良さそうです。


サイト内は車移動用の通路と設営場所に分かれていて、通路は平坦なので余程車高を下げてない限りはどんな車でも問題ありません。


景観は良いですが、市街地なので付近の車通りは多少あります。たまに爆音バイクが通ることも。




周辺について




ガルパン最終章の看板を掲げたセイブというスーパー。なんとキャンプ場のお隣さんです。ここで大抵の物は手に入ります。薪も売ってますがキャンプ場で買った方が安いです。


大洗はそれほど広い街でもないので商店街や海沿いの商業施設ならキャンプ場に車を置いたまま歩いて回ることも不可能ではないです。私はやりました。1万6千歩ほど歩くことになったので普通の人は敬遠する距離です。


素直に車かバイクで移動するとして、マリンタワー隣のシーサイドステーション内にある『まいわい市場』は地元産の食材などが手に入りやすいのでオススメです。


ガルパンおじさんにはウスヤ精肉店も良いと思います。精肉店ですが揚げ物中心にその場で食べられる物を販売してます。朝早くから営業していて駐車場もあるので帰りに寄りやすいです。


串カツとから揚げを食べました。串カツは1本100円、から揚げは170円くらい。量を調整しやすいし財布にも優しいです。外はパリッと中はふわっとしてます。お茶はサービス。





温泉なら潮騒の湯という施設があります。食事もできるしお土産も売ってます。


日替わり定食。観光地価格で1100円でこれなら良い感じかと。味噌汁がおいしいです。






まとめ


大洗キャンプ場はとにかく利便性が高いです。徒歩圏内で食材は揃うし、車で5分圏内で観光もできます。


キャンプ場単体で見ても予約不要でゴミも捨てやすいし料金も高くはありません。


しかも猫がいます。なでても全然逃げません。可愛いです。





STAX SRM-006tSとSR-L500 mk2の感想


オーディオ沼に足を踏み入れてから早数年。


自分の環境に満足しつつも新しい刺激が欲しくなってきました。


そんな時に思い出してしまったのです。


いつかのヘッドフォン祭で聴いた静電型イヤースピーカーの音を。







入手経路と価格


STAXなんて高嶺の花。と思ったけど約20万のHugo2を買っておいて今更何をって話ですね。


散々迷った挙句、無試聴で購入することにしました。基本的に試聴はするべきだと思いますが、新型コロナ的に東京行くの躊躇われるし、この手の遮音性が低い製品は店舗で試聴しても周りがうるさくて音量上げて過剰に聴こえるのが常です。


フジヤエービックで、アウトレットのSRM-006tSが64,800円と中古のSR-L500 mk2が57,900円。

これに加えてステレオミニとRCAをつなげるケーブルをエレコムで、安物だけどノイズフィルターはついてる電源タップをヤザワで用意し、合計12万円台に収まりました。


残業0時間だった場合の私の手取り月給に近づきつつありますが、STAXと考えれば安く済んだ方だと思います。





概要


SR-L500 mk2は、現行機種の中では真ん中くらいのモデルです。mk2という名の通り無印のL500の改良版です。


リケーブル可能になったり、装着感向上のために発音ユニットとヘッドバンドの間がアルミ製の新形状になったりしてます。


今回は中古購入でしたが、運良くキズもなくエージング済みくらいの感覚で使ってます。



SRM-006tSは、真空管ドライバー(アンプ)のエントリークラスといった立ち位置です。今となっては一世代前のモデルですが、STAXはモデルチェンジで音が大きく変わることもなさそうだし信頼性も高そうなので、気にしなくていいと思います。


今回はB級品とのことで、キズは有りますが見た目だけの問題でしょう。


STAXのイヤースピーカーは通常のヘッドホンアンプでは鳴らせません。スピーカー用のアンプでも無理です。


パワー不足とかではなく、根本的に発音するための仕組みが違っているのです。

つまりSTAX製品はほぼセット購入前提の上に他の環境に流用できません。

私は据え置き環境をほとんど持っていなかったので気になりませんでしたが、人によってはハードルが高いかもしれないです。

社外品のアンプやら何やらは存在しますが、自己責任ルートです。





音について


真空管とトランジスタの違い、電源の差、その他諸々で音は変わります。あくまでも私の今の環境ではこうなった、というだけの話です。

DACはHugo2です。

手持ちのDP-X1Aも試しましたが、低音再生能力と音場が全然違ったのであまり使っていません。


駆動方式が違うだけあって、他のヘッドホンとはかなり毛色が違います。


開放型ヘッドホンも平面駆動型ヘッドホン(ダイナミックドライバーの一種)も持っていますが、独特な音だと感じました。


解像度が高いというよりは音が明瞭という感覚です。

薄い振動板のおかげか、耳元で音が鳴っている感覚はしないのでヘッドホン苦手派の人でも試聴の価値はあるかもしれません。しかしそんな人はこの記事を読みません。無念。


静電型は低音再生が苦手という評価を散々目にしましたが、低音の量感は標準的なラインだと思います。もちろんドンシャリヘッドホンと比べたら少ないです。あくまでもマニア向けの「フラット」という単語が80%くらいの確率でレビューに入っている世界での標準。


先述の明瞭感の恩恵でベースの音は追いやすいですが、低音の分離は音楽としてのまとまりを失いやすい諸刃の剣。


低音に限らず曲によっては特定の音が浮いてしまうことがあります。


分離感の他にも高音が滑らかでギラついてないという特性もあり、音が少ない曲を大きすぎない音量でゆったり聴くというシチュエーションを想定して音作りをしているのかもしれないと感じました。


静電型ドライバーをツィーターにしたイヤホンは試聴したことがありますが、その時に感じた滑らかさとはまた違った印象でした。


音の一部が丸いのではなく、出てくる音全体で荒っぽさがないのです。

ヘッドホンでいえばプリンことHD598がそうですが、耳当たりの良い丸い音は解像度が犠牲になるのが普通です。


STAXは丸さと繊細さを両立しているという点で他のヘッドホンとは一線を画しています。


それがどういう結果を招くかというと、音量を上げがちになります。

ほとんどの方は同じ音質なら音量が大きい方が『いい音』と捉えてしまう傾向があります。

もちろん静電型イヤースピーカーなんて代物を本当に買ってしまう輩はそこら辺考えながら聴くとは思いますが、長期的には耳のことを考えたら音量はある程度に抑えるべきなので自制心が求められる製品でもあります。


ただし、音量を上げやすいという特徴はHugo2にも共通する要素なので上流との相性で特別私の環境がそうなっただけの可能性もあります。

同じくらいの実力のDACは残念ながら手元にありません。

音が刺さりにくいのはイヤースピーカー側の特性として確かだと思われます。





使用感


いくら静電型が特殊とはいえ、基本的には他のヘッドホンと同じです。

専用アンプも電源を入れたら入力を選択して音量を上げるだけの簡単操作です。


真空管アンプだからか起動には10秒くらいかかるし、その後も暖機運転をした方が音がいい気がします。

ポータブルオーディオの感覚でサクサク使える代物ではないです。



装着感は見た目から想像していたよりは良いくらい。側圧弱めなのでヘドバンでもしない限りは問題ないでしょう。

地味にイヤーパッドが傾斜しているので意外と頭にフィットします。

ヘッドバンドの長さは調整可能です。どのあたりが適切なのかわかりにくいですが。


注意点としては振動板が湿気に弱いことが挙げられます。

お風呂上がりの使用はNGです。

あからさまに防御力が低いので総じて取り扱いに気をつけましょう。





まとめ


静電型という個性はとても楽しいですが、これ1本でゲームも動画も全てこなすのは難しいです。

音の相性が出やすいのもありますが、取り回しが悪いので基本的にはじっとして動かない時に使うものです。

ベッドでゴロゴロしながら使うには不便かも。


見た目も虫カゴなので、人を選ぶ機種と言えます。


矢継ぎ早に最新機種が投入されるポータブルオーディオの世界に疲れたら、こういう環境でゆったり過ごすのも悪くないと思います。


引き返せないタイプの沼の気配も濃厚ですが、それもまたいいんじゃないでしょうか。

FitEar ROOMのリケーブルについて

そもそもリケーブルとは




イヤホンやヘッドホンにはケーブルを交換可能な製品があります。近年の高級機はほとんどそうです。

ケーブルが断線しても使い続けられるし、発売後に普及した物まで様々な接続端子に対応できるという地味に大切なメリットがあります。




しかしオーディオオタクとは何でも気にする生き物。

すべては『音はどうなの?』の一言に集約されていくのです。

今のオーディオ界隈にとってのリケーブルは、好きな音を追求するための手段として認識されている面が強いです。





リケーブルという言葉自体がスラングなので、人によって微妙に使い方が違います。ケーブルを交換するという行為を指す場合もあれば、交換用のケーブル自体をそう呼ぶこともあります。

こんなページにたどり着く方はネットスラングの曖昧さには慣れていることでしょう。細かいことは察してください。








試してみた




リケーブルを入手





FitEar ROOMというカスタムIEMを純正ケーブルで使っていましたが、今回はALO AUDIOのSXC24IEMというケーブルに換えました。

端子はステレオミニ。




正直なところ私はリケーブル懐疑派でした。確かに音は変わるんだろうけど、それ程大きな差にはならないだろうと。

そんな私がなぜリケーブルに踏み切ったかと言うと、某イヤホン専門店のセールで中古品が6000円になっていたからです。

『いや6000円って高くね?効果があるか疑ってる物にそんな金出すか?』と思ったそこの貴方。まだ間に合います。オーディオは程々に。





このケーブルは新品で約4万円で販売されていたようなので、実は6000円なら安い方だったりします。

FitEar2ピン端子のケーブルは少なく、新品で安い物を探したり自作したりしても似たような金額になってしまうという事情もあったりします。

MMCXや普通の2ピンなら選択肢があるのでもっと気軽に試せるはずです。






音について



全然違いました。



最もわかりやすい差は解像度で、本当に同じドライバーなのかと不思議になるくらいです。

ROOMは聴き疲れしにくい柔らかめな音ですが、シャキッとした傾向になりました。

中高域をやや抑えて低域に寄せたことで刺さりにくくなってはいますが、長時間使用なら純正ケーブルの方が適していると思います。



純正ケーブルは音源が中域に偏ると平べったくなることがあるので、音の立体感を常に高いレベルで要求するならSXC24IEMですね。



定位については純正ケーブルだと気にならないという感覚なのに対して、SXC24IEMは良いという感覚です。じゃあSXC24IEMの方がいい……とはいきません。

定位という概念は気にしだすとキリがないので綺麗に意識から外れるならその方が好ましいことも多々あります。

これも結局は音源次第。







取り回しについて


FitEar端子なだけあってコネクタ部分はある程度の強度がありそうです。

それでも頻繁に抜き差ししたくはないと感じるレベルでした。

ケーブル聴き比べはその場で交互に何往復も聴いてみるのではなく、一定期間ごとに交換するくらいに留めておきたいところです。




タッチノイズは純正とさして変わらず。ケーブルクリップとかで軽減する前提で作られているのだと思います。

純正ケーブルは癖が強くて使いにくかったですが、SXC24IEMだと多少は緩和されます。

どちらにしても一般的なケーブルよりは遥かに跳ねやすく扱いにくいです。本当にケーブルクリップは必需品。

幸いFitEarのケーブルクリップは優秀なので結果的には大した問題にはなりません。






結論




リケーブルは高級ケーブルなら変化は明確に感じられます。

ただし価格も含めて総合的に考えるならコスパは当然悪い。

あくまでも既に気に入った機種を持っている人がそこから先を目指して購入するものといったところ。

特にカスタムIEMはイヤーピースがないので安価に済む音質調整手段が少なく、耳にしっかりフィットするのでケーブルの取り回しが多少悪くても致命傷になりにくいので恩恵が大きいかもしれません。





私はHugo2ユーザーなのでステレオミニ端子のケーブルを用意しましたが、バランス接続をするために結果としてリケーブルの必要に迫られる場合の方が多数派でしょう。

ケーブルを何本か持っておくと、音の変化がバランス接続によるものなのかケーブルの差なのかを確認することができます。

今回は思っていたよりケーブルによる差が大きかったですが、当然音が近いケーブルもあるでしょうから聴いてみるしかありません。

最終的に本人が満足できる音ならそれでいいのがオーディオですが、そこに至るまでの試行錯誤も楽しいものです。






ふるさと納税は高知県香南市がオススメ(手続きが楽)






ふるさと納税、してますか?





自己負担2千円で返礼品がもらえる上に、楽天経済圏の住人ならポイントでその2千円もそこそこ返ってくるという便利制度です。


高所得者やポイント倍率上限勢なら2千円以上ポイント取得して収支をプラスにすることも可能だったり。


この手のお役所手続きは本当に面倒なので、嫌々ながらも毎年やっているわけです。


極限まで得できなくてもいいと妥協して、手間を少しでも減らせる方法を残しておきます。












高知県香南市がオススメ






理由は簡単です。


手続きに必要な書類や封筒を、ほとんどの項目を記入済みの状態で送ってくれるからです。


手続きそのものは申請書とマイナンバー証明書類のコピーを郵送で送りつけるだけで、これは全国どこの自治体にふるさと納税をしても変わりません。


しかし、細かい手順に全国的な縛りはありません。


申請書をHPからダウンロードして勝手に書けという自治体から、マイナンバーの記入と判子だけ残して他の欄を全て記入済みで送付してくれる香南市のような自治体まであるのです。


申請書を用意してくれる自治体は他にもありましたが、送り先記入済みの封筒まで用意してくれたのは香南市だけでした。


たぶん他にもあるのでしょうが、なかなか探せるものではないので香南市しか紹介できません。










結局どうすればいいのか





楽天ふるさと納税でも、さとふるでも、適当なサイトのシミュレーターに年収を打ち込んで限度額を調べて、その範囲内で香南市の返礼品を選ぶだけです。


ポイント的には楽天推奨。


書類が届くので、マイナンバーを記入して証明書類のコピーを同封して判子を押して封筒に切手を貼って(ぶっちゃけここだけ面倒だけどほぼ回避不能)ポストに投げつければ終了です。


年内にサイトでの申請を終えて、年明け早々に申請書の締め切りなのでちょっと忙しいです。


逆に言うと、大晦日に返礼品を選んでも今年分のふるさと納税になるのでセーフです。


昨年は私もそうでした。







やってはいけないこと



こだわりがあるなら何の問題もないけれど、楽したいならNGなことがあります。


それは複数の自治体に寄付することです。


上記の手続きが寄付した自治体すべてに対して必要になるので、どんどん手間が増えていきます。


さらに、5つ以上寄付先を増やすと確定申告まで必要になるので避けましょう。


ひとつの自治体に対していくつの返礼品を選んでも手間が増えないので、手続きが簡単かつ返礼品の種類もそこそこ豊富な香南市がオススメになるわけです。






最後に



年収がせいぜい300万とかの私でも4万円近く寄付できるので、意外と好きな物を頼めました。


菓子類、肉、うなぎ、果物、あたりをメインに選択肢はそこそこありました。


世の中には無数の返礼品があるので、ひとつの自治体に絞るくらいじゃないと選ぶのも面倒になります。


調子に乗って自治体を4つとかに増やすと正月早々に書類仕事をすることになるので本当にやめましょう。

秋葉原の穴場(?)喫茶店かつBAR、バンカムという店



秋葉原といえば電気街。オタクの街です。

私自身、かつては何度も足を運びました。


大手家電量販店から専門店、メーカー直営店まで1日で回れてオーディオオタクにとってはコスパの塊でした。




コロナやら多忙やらで最後に秋葉原に行ってから約1年。

いつも昼食を食べていた店がこの苦境においてもまだ健在だと知ったので紹介してみようと思います。






ハンバーグとコロッケ






バンカムという店について




昼は喫茶店、夜はバーとして営業されているお店です。


正直なところ夜に入ったことがないし、ランチメニューとセットドリンクしか注文してないので自分の中では定食屋です。











場所



秋葉原駅を出てすぐ、UDXと中央通りに挟まれた一画にあります。




狭い通りに面していて、店構えも落ち着いているので、初見だと気がつかずに通り過ぎる可能性もあるくらいです。

看板を頼りに探しましょう。幸いメイドカフェの客引きがいるエリアではないです。




この立地は秋葉原駅からeイヤホンに向かう人にとってはほぼ通り道ですし、そうでなくとも駅に近いので不便ということはないと思います。










メニュー



ランチ 800円



ハンバーグ


チキンカレー


とんかつ


カニクリームコロッケとカジキマグロフライ





プレートランチ 700円


ハンバーグ


チキンカレー


カニクリームコロッケ





セットドリンク 100円


コーヒー


紅茶





ランチメニューはカレー以外はライスとスープとサラダでいかにもランチセットといった印象。カレーだけはサラダが消えます。

プレートランチは単純に量控えめという認識で良さそうです。





とんかつとハンバーグしか食べたことないので残りのメニューはよくわかりません。カレーはサラダが消えるのがなんとなく悲しいし、カニは苦手という悲劇。




とんかつは油で揚げている音が、ハンバーグはレンジでチンする音が厨房から聞こえてきます。

どちらも割と家庭的な味なので店の雰囲気とのギャップが面白いです。










まとめ




意外(?)にもランチには困らない秋葉原ですが、チェーン店やジャンクフードの類を避けてゆっくりしたいと思うと難しいものです。

休日のお昼時のみの来訪でも満席どころか座席が半分埋まることさえ稀なので少しだけ心配になりますが、そのおかげでゆったりと過ごせます。



最後にクソどうでもいいですが、秋葉原に行きつけの個人経営店があるのって憧れますよね。

私もぶっちゃけ最初はそのために足を運びました。



初めて来た時に半分くらい食べてからおいしかったので写真を撮った記憶




CHORD Hugo2とMojo レビュー

製品概要




並んでいるDAPはDP-X1Aです。iPhone8あたりに近いサイズ。







厚さは似たようなものだったり。






重ねてみるとHugo2の大きさがわかりますね。






Hugo2とMojoはイギリスのオーディオメーカーであるChord社から発売されたポータブルヘッドホンアンプです。



Mojoは実売5万円前後、Hugo2は実売25万円前後といったところでしょうか。

正規品でもタイミング次第ではMojoは4万円、Hugo2は20万円くらいで購入できたと思います。

ネットで検索してパッと目につく安い物は並行輸入品であることが多いです。もちろん正規品推奨です。




ポタアンとは言うものの、入力はデジタルのみ。どちらかと言えばDACですね。




Chordは据え置きオーディオにおいてはハイエンドメーカーで、自動車みたいな価格の製品も発売しています。


ポータブル製品でも価格は高いですが、ポタオデ界隈のハイエンドはバブル期のような有様なので、新製品を矢継ぎ早に投入してこないだけ良心的と言えるかもしれません。




現状ではMojoとHugo2の2機種が発売から少し年数は経つものの現行機であり、Hugo2向けの後付けユニットも今年(2020年)発売されました。







入力


デジタルのみです。


USB(microUSB)、3.5mm同軸、光接続は両機種で可能。Hugo2のみBluetoothも使えます。


これだけ接続方法があればほとんどの環境で問題なく使えるでしょう。


カタログスペックも高いので、再生できないほどの音源を持っている方はそうそういないと思われます。






出力


Mojoは3.5mmステレオミニが2つ。2つです。つまり2人で同時に音楽を聴くことができます!


……この仕様を有効活用できた人類は存在するのだろうか?(実は擬似バランス接続に使えるなんて話もありますが、やるなら自己責任で)


と思っていたら母親の配信ライブ視聴用に使った際に再生と録音を両立するために有効活用されました。奇跡。



Hugo2は3.5mmステレオミニ、6.3mmステレオ、RCAの3種類。RCA出力搭載のポータブル機器は珍しいです。据え置き使用も想定されているようですね。


この価格帯の製品としては珍しくバランス接続はできません。

バランス接続のメリットは主にクロストークやノイズの低減です。

Chord社はバランス接続のために複雑な構造にするよりもシンプルな回路の方が有利だという立場のようです。(据え置きではバランス出力も採用してるので、ケーブルの長さや電源を考慮して総合的にポータブル機には必要ないという意味だと思われ)


正直よくわからない領域の話ですが、実際に音がいいのでもうお前の言う通りでいいよという気持ちです。


個人的には良い音が聴きたいけれどバランス接続端子の覇権争いには関わりたくなかったので、シングルエンドで完結できるハイエンド製品はありがたかったです。むしろそこが購入の決め手のひとつですらありました。






音質について


FPGAとかWTAフィルターとかの理屈については省略します。


『Chordのいつものアレだろ?知ってるよ!』という方も多いでしょう。



実はHugo2にはフィルターの切り替え機能が搭載されていて、Mojoにかなり近い音を出すこともできます。予算と大きさを許せるならHugo2を買いましょう。


Hugo2はX-PHDというクロスフィード機能をオフでフィルターは白というスタンダードな設定で聴きました。


Mojoには音質切り替え系の機能はありません。



スペックはオタク心をくすぐりますが、問題は聴感上どうなのかです。

言うまでもないことですが、DACやアンプは環境の一部であり、音源やイヤホン、ヘッドホン等の影響もとても大きいです。

私はほぼアニソンしか聴かないし、イヤモニとか平面駆動ヘッドホンとか使っているので参考程度に留めておいてください。



Mojoは低音やアタック音に迫力がありますが、それらを中心に音楽全体がまとまっている感じがします。

そこが長所でもあり、もちろんそこらのスマホ直挿しなんかとは比べ物にならないくらいの水準ではあります。


しかしHugo2のボーカルの明瞭感を聴いてしまった後ではMojoは詰まっている音に聴こえてしまいます。音場感でもダイナミックレンジでもHugo2の方が広くて余裕があり、この点は兄弟機としての近さは全く感じず、エントリーとハイエンドの差が出ています。


逆に似ているのは分離の良さです。低音を土台に中域のメロディーを乗せて高音が綺麗に広がるという流れは両機種で感じました。


さらに微妙な音源でも良い感じに鳴らしてくれるのも共通ですが、これはビットレートや非可逆圧縮の問題に対しての話です。ひと昔前のロックとかで若干潰れたような音原だと可逆圧縮でも嫌な感じに耳をひっかいてくることがあります。そういう時はなぜかスマホの方がいい音だったり。オーディオわからん。



キックなどの瞬発的かつ低い音は好みが分かれそうです。Hugo2はMojoでは鳴らしきれていない音までキッチリと表現してくれますが、これはうるさいと感じる人もいるレベルになっていると思います。



(一応)ポータブルを想定するならMojoの方が向いています。Hugo2は音量を上げまくっても破綻せずに細部まで聴き取れるのですが、その繊細さが災いして環境音に邪魔されると気に障ります。Mojoは多少の邪魔が入っても自己主張してくれるので聴きやすいです。






携帯性について



Hugo2が入るポケットの服は少ないですね。仮に入ったとしても重いです。ポータブルには気合いが必要。



Mojoは単体では小さいですが、無線接続がなくDAPと重ねる必要がある上に音量ボタンの誤作動が怖いのでこれまた難しい。



『Mojo Poly』『Hugo2 2go』とそれぞれ単体プレイヤー化できるデバイスが発売されていますが、焼け石に水の予感。

DAP単体運用と併用するにはMicroSDが2枚必要になるのも痛いです。






使い勝手について




共通点


スマホなどを通信中に本体に近づけるとジリジリとノイズが乗ることがあります。DAPを重ねる際は注意。


バッテリーは公称通り連続再生7時間くらいだと思います。音質にこだわったバッテリー機器としては普通くらいかと。


バッテリー残量や音量などの情報を光るボタンの色で表示してくれるゲーミングDACなので慣れるまではわかりにくいです。慣れれば気になりません。


充電用と再生用でUSB端子が2つあるので充電しながらUSB入力ができます。


しばらく入力がなかった時は自動で電源を落としてくれます。親切。


音量はデジタルボリュームで、電源を落とした時の音量を記憶していて次回起動時にも音量が変わりません。

能率の異なる機器での事故が起こりやすい代わりに、いつも一定の音量で使うなら便利です。電源を落とす前にボリュームをゼロにする癖をつけおくと安心です。



出力インピーダンスが低いため、インピーダンスが低いイヤホンもつなぎやすい……とはいかず、鳴らせるけれど音量を制御しにくいという事態に。

特にHugo2を高感度イヤモニで使うならリモコンでボリュームを1段階ずつ上げていかないと急に爆音になりかねません。




Mojo


発熱が激しいです。あまりにも温度が上がると回路保護のため自動で電源が落ちます。夏場に充電しながら再生とかしなければそこまでは上がりません。



大きめの音量ボタンを押しっぱなしで音量が変わり続けるので、取り扱いを間違えると最大音量で誤爆する可能性があります。

その場合は高出力が裏目に出てイヤホンか耳がぶっ壊れます。



小さいのにゴム足つきで机上で滑りません。DAPと重ねる時にも役立ちますが、誤爆防止のため音量ボタン側をDAPと接触させてゴム足を無駄にするのがオススメです。



余計なボタンがないので機械音痴の人にも貸しやすいということも地味な長所。




Hugo2


持ち運ぼうとさえしなければ優秀です。


リモコン付きなので本体の光るボタンの意味を記憶する必要すらありません。このリモコンが便利で、ほぼ全ての操作が可能です。



音量ボタンはMojoとは違った問題を抱えています。

光る球体をくるくると回すことで音量を変えるというロマン仕様なので、微調整が難しかったりどっちに回すと音量が上がるのかわからなくなったりします。

最大音量での誤爆リスクは減りましたが普通に使いにくいのでリモコン推奨です。



発熱はしますが、Mojoに比べればかなり温度が抑えられています。



Bluetooth入力があるので気軽にYouTubeとか見るのにも使いやすかったりします。



半据え置きとして見た場合、バッテリー駆動なのでノイズ対策が基本的に不要で、店頭に持ち込めばほぼ自宅と同じ環境でヘッドホンの試聴が可能というあたりも地味な長所です。


充電し続けるとデスクトップモードになり常時電源オンで使用できます。

丸一日くらい必要なのと、結局スタンバイしてるだけの時間が長いので使ったことはないけれど人によっては役立つかもしれません。


デスクトップオーディオにおいては他の機器と電源の取り合いをしない上に邪魔な時は気軽に動かせるのも嬉しかったりします。



RCA出力で小型スピーカーを鳴らしてみたところ、それほどボリュームを上げなくても音量が取れました。

Hugo2で鳴らせないヘッドホンは恐らく存在しないと思われます。






まとめ

 

ハイエンドという言葉はコスパの対極にあるものです。Hugo2にMojoの5倍の価値があるかと聞かれたら「ない!」と断言します。



それでも聴いてみたら欲しくなっちゃった人だけが買うのがHugo2です。



Hugo2を購入してからすっかり出番の減ったMojoですが、むしろMojoでさえ「音はいいけど値段が……」という部類の製品だと思います。なにせ音が出るだけの機能なのにPS5とほぼ同じ価格です。


じゃあなんで両方買っちまったんだ?という話ですが、やっぱりお気に入りの音楽をいい音で聴くと幸せなんです。推しの声は特別なのです。



高額なので試聴必須なのはもちろんですが、正直音については一定の期間使ってみないとわからない面もあります。

騒がしい店内での短時間の試聴と自室でゆったりと聴いてみた時では印象は違います。

せめて使い勝手くらいは事前に考えられるように……ということで音以外の要素が多めのレビューでした。



とりあえず買って後悔はしてません。



WoT Blitz勝率55%を目指す講座



World of Tanks Blitzというゲームの基本的な戦い方についてです。





はじめに







このゲームは運営があのWar Gamingなので、放っておけば勝手にプレイヤーがまともに戦えるようになると信じている節があります。当然そんなことはないので、高tierでは上級者と初級者が罵り合う光景をよく見ます。



私は民度が低いこと自体は気にしませんが、ランダム戦でも面白い試合が増やしたいので解説なんて始めました。




今回は初心者は脱したものの戦績が伸びずに悩んでいるくらいの方を想定しています。

具体的には「昼飯」「豚飯」「ハルダウン」という単語の意味は知ってるくらいのレベルで進めます。

内容の傾向としては、マップ毎に強ポジを紹介したりはせずに、考え方や練習方法についての説明がメインです。




私はほとんど遭遇戦しかしないので優勢戦については解説放棄します。味方と動きが合わなくてイラついている人が多いゲームには複雑すぎるルールなのであんまりやりたくないです。

トーナメントなどのチーム戦は基本的に優勢戦ですが、撃ち合いそのものの技術は変わらないので遭遇戦オンリーから始めてもいいと思います。




お前の戦績はどうなんだという話ですが、戦闘数は約25000戦、全体勝率は60%ちょうどくらいです。

直近で購入したtier10でも6割2500ダメくらいなので、特に上位層ではないです。




私が一番まともにプレイしていたのはもう何年も前で、既に戦績を稼ぐモチベーションはないです。

ある程度勝てるようになると楽しくなりましたが、その後で与ダメを稼ぐことに熱心になると急激に熱が冷めました。

今はできるだけ高速で戦闘を回して、たまにある良い試合を楽しむといったところです。ガチャかな?



そのためにも、平均的に連携の取れるプレイヤーが増えるとありがたいです。

というわけで具体的な説明を避けるのは知識が古かったり忘れたりしていて役に立たないからだったりします。車輌性能を知らなくても活用できるようなことしか解説できません!

逆に言えば、聞いてすぐに実行できることが多いはずです。







戦闘を始める前に




実はとても重要なことだったりします。







設定について




そこから?って感じですが侮れません。





グラフィック


画質は各自のデバイスの性能に応じて調整するとして、フレームレートは60fpsはあった方がやりやすいと思います。

射撃時に邪魔になりやすいので植生品質はオフ推奨です。







コントロール


タッチパネルとPCとスイッチで大きく異なるところですが、PCとスイッチは正直わかりません。



タッチパネルの場合は自動照準はボタン式、見回しエリアと弾薬バーはオンにしましょう。

自動照準をどれくらい使うかは個人差がありますが、ボタンの押し間違えでもしない限りは切り替えられて損をすることはありません。



見回しエリアは必須です。高tierにはこれがないと極端に戦いにくくなる戦車もあります。






マーカー


あまり視界を遮ることはないので全部表示してしまうのがオススメです。

最低でも「戦車HP」「発見された味方車輌」「戦車上の装填アイコン」の3つは表示しましょう。






HUD


照準アイコンと攻撃マーカーは自分が見やすいと思うものを選びましょう。



他に様々な項目がありますが、リボンの表示以外は全部必要です。



なぜかミニマップを表示しないことも可能ですがトレーニングモード以外でそんなことをしないでください。







搭乗員スキル


欲しいと思うスキルがあるなら自由に取っていいでしょう。どうせレベル5くらいまではほとんどのスキルを取ることになります。



こだわりがないならLTは精密射撃、MTは教官、HTは修理、TDはカモフラージュあたりから伸ばすのがオススメです。



全体的にTDとMTには強いスキルが多いので、この2車種にはある程度乗っておきたいところです。







Pay to Win!


プレミアムアカウントというシステムはご存知ですね?

戦闘で得られる経験値やクレジットが増えるアレです。

ぶっちゃけ必須です。高tierはクレジット収支がとんでもないことになります。プレ垢なしだと収支がいい戦車でクレ稼ぎをしなければなりません。



収支は車輌ごとに係数が決まっていて、そこに勝率や課金弾使用率が乗っかって現実的な収支が見えてくる感じです。私の記憶では課金戦車以外ではヤークトパンターあたりが良かったですが少なくとも3年以上前の話なので今は不明。




実はクレジットの話を始めたのは前振りです。クレジットが必要だけどやってほしいことが3つあります。






課金弾を撃つ


クレジットが吹き飛ぶ代わりに貫通力が高い課金弾ですが、ある程度は撃たされる覚悟を決めてください。



車輌次第な面もあり、私が最近になって購入したJagdpanzer E100なんかは貫通力が高くて課金弾をほぼ撃たないですが、お気に入り戦車のT49ではガンガン課金弾をぶっ放してます。






消耗品、拡張パーツをフル活用する


ひとつひとつの差は微々たるものでも、同型戦車との殴り合いなんかではその差が致命傷になりかねません。

積めるものは積んでしまいましょう。



消耗品は修理キットと多目的レストアパックは固定でいいと思います。残りの枠は防御重視の救急キットか攻撃重視のアドレナリンが良さげです。エンジンブーストや消化器は特別に必要そうな戦車にだけ載せるくらいのポジション。



使わない限りはクレジットを消費しないのでとりあえず用意しておいて、使っても意味がなさそうな戦況なら使わないという選択肢もあると思います。特に最後の敵を集団で追い詰めている時なんかは回復の必要ないです。



常備品は性能高いやつ3点セット固定でいきましょう。どうしても節約したいなら保護キットだけでも。



拡張パーツは好みの部分が大きいです。効果がわかりにくい部分はwikiでも見ながら考えましょう(丸投げ)

節約するなら下段の右は開放しなくていいかもしれません。

下段の左は精度関連で有用なので、そこまではいきたいところ。






色々な戦車に乗る


こちらも実はとても大切かつクレジットが必要です。正直、車輌特性なんて乗ってみないとよくわかりません。



似たような戦車に乗ったことがあるというだけでも対面した時の仕掛けやすさが変わってきます。







ようやく戦闘時の話




マッチング後にすること



まずは敵味方の車輌を見ます。

KV-2やT49やFV215b 183などの高火力戦車がいるかどうか確認。弾倉火力次第ではオートローダーもここに含めていいかもしれません。

彼らの射撃が1発成功するかどうかで戦況が大きく変わるので注意が必要です。



ワンパン圏内の死にかけ車輌に次いで最優先で狙われる戦車でもあるので、複数の敵を撃てる時はこいつらを狙っておくと味方も合わせてくれる可能性が高いです。



AT-2やTOGⅡ、T95やMAUSといった鈍足戦車も確認しましょう。

敵味方が逆サイドを進んで接敵せずに回り込む展開になった時は要注意です。迷わず味方と同じ方面に走っていても敵のMTに追いつかれます。

しかもこの手の戦車は視界が狭く隠蔽率が低いので、見えない敵から一方的に殴られがちです。

自分が偵察車輌なら後ろに戻って見通しの良い位置から視界をカバーしてあげるのもひとつの手です。

逆に敵の鈍足戦車の装甲を貫通できずにもたついていると、囲まれたり他の味方が溶けたりするので、鈍足戦車は優先順位が下がります。



残りの普通と呼べる領域の戦車たちは素直に数で戦力を見積もりましょう。

偵察車輌が多ければ積極的に動けるし、駆逐が多ければ攻めに出るのは難しいくらいの大雑把な認識で大丈夫です。



ただし、偵察車輌が1輌のみだったりそもそもいなかったりする時は、自分がどんな戦車に乗っていても視界を取りに行く意識で動いた方が無難です。視界が狭くてもある程度の距離の敵までは普通に見えるので前に出てしまいましょう。







戦闘が始まったら




どこに向かうべきか?


結論から言うと、いつもみんなが同じ方面に進むならついて行くべきです。

仮によくわからない動きでも味方のほぼ全員が同じようなことをしていたら合わせてしまっていいでしょう。

微妙に分散したらとりあえずMTルートに行きましょう。

MTルートとは基本的に市街地ではない方面のことです。起伏があって建物のような大きな遮蔽物は少なめです。ほとんどのマップにあります。

HTでもTDでもMTルートに突っ込んで大丈夫です。




余談ですが、初期地点付近から動かないプレイヤーほど弱いという傾向があります。逆に強いプレイヤーは強ポジに居座るか1箇所に留まらずさっさと移動するかのどちらかであることが多いです。

敵や味方の戦力を見積もる上で、車種やHPだけでなく中の人の腕というメタ要素も判断に入れてみると面白いですよ。というか私の戦力見積もりのメイン指標です。





なぜ味方に合わせるべきなのか


同じマップではいつも似たような展開になっていませんか?

これは多数のプレイヤーがセオリー(英単語としての意味からは外れている気もしますが、プレイヤー間での共通認識という意味合いで使われています)を守っているからです。



これには2つの意味があります。



1つは強い場所を取るため。高い位置の方が有利なので、あるいはMTルートの方が市街地より自由に動けるから、といった理由です。



2つ目は意識している方は少ないかもしれませんが、連携を図るためです。

ボイチャもなしに偶然マッチングしただけの7人をチームにしたところで烏合の衆にしかなりません。共通で持ち合わせているものなんて、それこそwot blitzのプレイヤーであることくらいです。

セオリーをひとつの基準にして「いつもの展開」にでもしないとお互いをカバーすることさえ難しいのです。






偵察について



偵察車輌に乗る時は味方のために視界を確保してあげましょう。視界を取ったことにより味方が自滅することもありますがめげないでください。



ここで最も重要なのは被弾を避けることです。偵察に都合の良い位置は相手も知っています。照準をそこに絞って待ち構えられていることもあります。



このゲームでは戦車ごとに視界を取れる(取られる)ポイントがいくつか設定されています。基本的には意識する必要のないことですが、砲身の付け根だけは別です。ここを起伏の上からほんの少し出しただけでも敵戦車を発見できるし、自車輌も発見されます。市街地でも、車体が一切壁から出ていない状況で砲塔を回したらギリギリ砲身の付け根だけ飛び出して視界判定が出るなんてこともありました。



例え場所とタイミングがほとんどわかっていても、砲塔が一瞬見えただけではまず撃てません。

注意点もあります。砲身の付け根付近には防盾がついている戦車も多く、最も装甲が厚い部分です。砲塔そのものも基本的に車体よりは敵弾を弾きやすいです。

しかし、砲塔の上にあるキューポラは命中=貫通に近い勢いで抜かれます。



「キューポラなんて小さいけど弾当たるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

このゲームの射撃システムはいつもみなさんが見ている照準円の中のどこかに向かって弾が飛んでいきます。実は照準円の中を完全にランダムに飛ぶのではなく、中心に当たる可能性が最も高くなります。逆に外側ギリギリのところにはあまり弾が飛びません。

つまり照準の中心に捉えていれば、小さい目標にも意外とよく当たるのです。



キューポラを狙われにくくする手段はとても簡単で、動くことです。

キューポラの位置にもよりますが、わずかに砲塔を左右に振りながら後退すると特に効果的です。

照準を絞らせないという意味もありますが、前述の通り敵の照準の中心に弱点を見せないということを意識すると避けやすくなります。



改めて偵察の流れを説明します。

まずは偵察に使われる場所に向かいます。

そこから頭の先だけを出してすぐに下がります。この時、普段敵が見え始める位置を覚えておいて、敵が見えなくてもその位置に到達したら一度下がると安全です。

敵が見つからず、第六感の発動がなくても少しの間は偵察を続けましょう。純粋に敵の初動遅れの可能性があります。



一度接敵したら後はその時次第です。

逆に言えば、毎回似たような条件でスタートする以上、最初の接敵まではほとんどパターン化できます。センスがなくてもどうにかしやすい部分なのでまずは偵察と先制攻撃から上達していくのがいいと思います。






戦力配分について



戦力配分という言葉はblitzプレイヤー間で一般的に使われているわけではありませんが、意味合いは字の通りです。

MTルートとHTルート、あるいは前線と後方支援といった様々な場所にどんな風に戦力を置くかです。



AFKなど例外はあるものの、7対7という構図は一定です。tier差やプレイヤーの力量差はあっても、それを完璧に考慮するのは難しいので今回は頭数だけで考えます。実際の試合中は個別のケースに応じて色々考えることになります。



25000戦もして個人的にたどり着いた答えは「MTルート全振り」です。

これは勝てるからではありません。まともに楽しめる試合をするためです。



MTルート全振り論の説明の前に基本事項に触れておきます。



まずは

「数は多い方が有利」

「このゲームに回復システムはないのでHPも枚数も減っていくのみ」

この2点だけ頭に入れておいてください。

馬鹿にしているわけではありません。本当に試合中にこれを忘れるプレイヤーは多いんです。



例を出してみます。

敵味方共に

MTが2

HTが3

TDが2

とバランスが良い編成だったとします。


MTとHTが各自のルートを進み、TDは2枚あるので二手に分かれてそれぞれのルートを支援。


一見いい感じにマップ全体に展開できてますね。

相手も同じようなことをしていれば素直に真正面からの撃ち合いを制した方が勝つかもしれません。あるいは誰かが膠着を崩すために他のルートに進行して勝負を決めにかかるでしょう。



では敵がMTルートに全振りして来ていたら?

最初の戦闘はMTルートでの3対7になります。勝てる気がしません。もちろんこちらのMTルートに3輌しかいないという情報なんて相手は知りません。



それでも普通に撃ち合えばすぐに悟られます。TDは後方にいたら撤退できるでしょう。MTの反撃と合わせて何発か敵を撃てるでしょう。初手で偵察車輌をすべて失うほどの損失に見合う戦果には到底足りません。



史実では戦力の逐次投入は愚策と名高いですが、ゲームでも同じです。全体の枚数が7枚で固定されているので、一部の味方が負けてから追加の戦力を投入したところで不利な戦いにしかなりません。



というわけで、戦力配分の大きな目標として、遊兵を減らすことが挙げられます。

上級者の言う「マップを見ろ」は概ね「遊兵になるな」あるいは「敵の裏取りに対処しろ」のどちらかの意味だったりします。



実はまともな連携さえ取れるならどんな配置でもまあまあ戦えますが、残念ながらそれは奇跡を待つようなものです。

まともではないレベルの最低限の連携だけで戦うのが基本になります。



どうやってそれを実現するかというと、味方から離れないことです。

マップの反対側の味方を気遣うのはとても難しいですが、隣の遮蔽物で戦っている味方となら同じ敵を狙ったり、被弾しやすい最前線を交代してあげたりできます。



戦力配分については、初動が非常に重要ですが実はそれほど重要ではありません。

凄まじく逆説的ですが、根本的な理由は偵察と同じです。

試合開始時点では両チームにほとんど差がなく、最も想定しやすい状況です。その状況から明らかに負けに行くような動きをしてしまう判断能力では、その後も致命的なミスを続けることになるでしょう。



実際のところは戦力の再配分を頻繁にすることになるし、その判断こそが勝敗を分けますが、初動で実力が見えてしまうため後の展開まで占えてしまうという訳です。






結局何をすればいいの?




突撃あるのみ



最前線はマップや車輌、味方の動きなどの様々な要因によって適切な位置が変わります。そのバランスはもう死んで覚えるしかありません。どんなに上手い人でも完璧とはいかない部分なので、練習あるのみです。



闇雲に死んでいても上達しないので、少しの間だけでも方向性を定めてしまうのが良いと思います。前に出ましょう。

退がり過ぎたことを認識するのは難しいけれど、出過ぎたことは比較的簡単にわかります。複数箇所から叩かれたり、TDにHPの大半を吹き飛ばされたりしたら、その条件の中では出過ぎたということです。



次に似たような構図の中で敵がその位置にいたら、今度は自分が叩く番です。

どうせ失敗は避けられないので、マップを理解できていないうちは反省しやすい失敗を目指した方が手っ取り早いと思います。



純粋に勝つためにも前に出る意識は持っておくといいと思います。

戦力の逐次投入を避けたいけれど味方が分散してしまった時、とても良い手段があります。

突撃です。

接敵するまで前に詰めて全面戦争にしてしまえば、マップの反対側で味方が溶かされていても目の前の敵を削れる可能性があります。目の前に敵がいなければ、そのまま進軍して敵を囲い込んでモグラ叩きすることも狙えます。



駆逐戦車で待ち伏せするという選択肢は場合によっては有効ですが、敵が来なければひたすら無意味というリスクを背負っています。

敵の動きを読んで狙い撃ちにするのも、要所を抑えて味方を守るのも、正直かなり難しいです。



どうせ駆逐戦車でも敵戦車に詰められたら近距離での殴り合いをすることになるので、練習がてらレッツ最前線特攻!

砲塔が回らない不便さを誤魔化すのにオススメなのは壁です。左手に壁があれば、敵は右手側から回り込むしかありません。

遮蔽から出てきた敵を撃てる範囲内でギリギリまで車体を右に向けておけば、回り込まれても車体は敵の方面を向いているので旋回が間に合ったりします。



地味な技術として、後退旋回という動き方もあります。現実世界での駐車のように角度をつけた後退で90度横を向くだけです。

これは物陰に飛び込んで退避したい時に役立ちます。駆逐戦車が前向きに逃げると背中を撃たれ続けるので、一瞬行き過ぎてから後退旋回で逃げます。この時、壁と車体の間が広いと敵戦車が通り抜けて行って死ぬ程ムカつくのでちゃんとブロックしましょう。

あら不思議。追いかけてきた敵と目が合います。



後方至近距離の敵を撃ちたい時は、旋回するよりも全速後退して結果的に敵が真正面に来るように走った方が早いこともあります。

特に坂道後退は意外と速度が出るので、鈍足重駆逐を舐めていると体当たり撃破まであり得たりします。



駆逐戦車はこの手の細かい技術や、戦況を読む能力を要求されるので、まずは砲性能を活かした単発交換などのやりやすいことから意識していきましょう。





同じ負け方を避ける


これも前述の突撃策と同じで、似たような負け方を繰り返してもそこから理解できることは少ないので、撃破されてでもそれを回避しようとしてみましょうという話です。



負け方なんてわからないと思うかもしれませんが、どこの位置の味方から死んでいったかという方向性のようなレベルの認識で大丈夫です。



死にやすい場所がわかれば、どこから射線が通るのかをトレーニングモードやリプレイで調べて、そこを狙いに行けます。

自分が狙われている状況だと反撃を優先するプレイヤーが多いので、味方はかなり撃たれにくくなります。



逆に返り討ちにされることもあるでしょうが、茂みや距離を使って一方的に発見したり、1発撃ち逃げして10秒経って敵の視界から消えてから反転してもう一度殴ったり、ひたすら嫌がらせに徹しましょう。

味方の位置が不利だったとしても、こちらに気を取られた状態の敵には勝ってくれるかもしれません。






偵察車輌に乗る


偵察をする側にばかり意識が向きがちですが、される側にも気をつけることはあります。

自分が偵察した時の経験があれば、鈍足HTでも戦いやすくなります。せっかく茂みを使って敵を見つけたのに角度が悪くて貫通できないとか、偵察車輌同士の睨み合い中に移動されたので至近距離に来るまで見えなかったとか、50m以内に張り付かれて被発見状態が続いて頭を出せなくなったりとか、偵察していて不便に感じたことを相手にも押しつけてしまえばいいのです。



もうひとつ加えるなら、MTは戦力の振り直しのハードルが低く、味方全体のバランスを見て動く練習に適しています。単騎孤立で偵察に出ても被弾せずに味方に合流しやすいマップなども探してみるといいでしょう。





地道な努力もそのうち必要



ここまであれこれ書いてきましたが、車輌性能や強ポジを知っているかどうかで勝敗が分かれることは多く、結局は暗記に頼ることになります。



面倒ですが、プレイ時間が長くなれば自然に記憶に残ってたりもするので少しだけ意識しながら遊んでいると後で楽かもしれません。

優先順位としては、単発火力→装填時間→貫通力→装甲の順になると思います。

オートローダーは優先的に弾倉火力と装填時間を把握しておくと対処しやすいです。



単発火力は自車輌のは大体わかっているとして、敵と一発ずつ撃ち合う交換をした時に有利になるかどうか、今の体力で敵の射撃を何発受けられるのか、といったことを判断したい場面が多いです。



ランダム性がある部分なので大雑把な認識でも大丈夫ですが、最大下振れした時のダメージが確殺ラインになるので余裕があれば確認しておきましょう(私は覚えてません)。僅かに足りないくらいなら体当たりで撃破する目論みで突撃したりもできます。

例外も多いですが、傾向としては単発火力が高いほど装填時間が長いです。




装填時間は自車輌では表示されるのでわかります。ランダム性はないものの拡張パーツや搭乗員などの影響で同型戦車でもわずかに差が出ることがあります。



具体的に判断したいのは、主に体力を削り切るまでの時間です。単発火力が大きくても装填時間が長ければ一発敵を撃つ間に二発撃たれることになります。お互いのHPと照らし合わせるとこのまま撃ち合って勝てるかどうかが見えてきたりします。



tierが上がると装填時間の差が大きくなる傾向があり、15秒超えもそれなりに出てきます。

その場合は撃たれてから10秒は回避しなくても問題ないので反撃のエイムに集中して、装填が終わる頃に退がったり回り込んだりすることもできます。回り込むことまでできなくても、すぐ横をすれ違うだけでも相手が振り向くのに時間を浪費してくれたりするので、装填時間がわかれば撃たれない時間を増やすことができます。一歩間違えると背面に榴弾を食らったりするので注意が必要です。




貫通力と装甲は撃ち合ってればそのうち察しがつくようになります。角度や距離、空間装甲などの要素で数値通りの結果には期待できません。






最後に



この愛すべきクソゲーを楽しむための最も優れた手段は強くならないことです。



開幕1分でどんな展開で負けるか察しがついて、実際にその通りになる試合なんて面白くないでしょう?

でも避けられません。普通に成長したら「できる」ようになる前に「わかる」ようになります。

どんなに頑張っても自分は7人チームの中のひとりに過ぎず、そうそう無双なんてできません。限られた時間の中では味方を説得することも育成することも無理です。



それでも最後まで諦めずにプレイすれば勝てる可能性はあるでしょう。そうするのがマナーと言う人もいるでしょう。

逆に聞きたいです。弱い味方があっさり死んでから、さらに弱い敵を倒す試合は面白いですか?悪条件の即席だったとしても、チームで戦った意味はありますか?



だから現実的には3つの選択肢の中からこのゲームとの付き合い方を選ぶことになります。





上を目指し続ける


クランに入って全員で連携の取れた試合をするか、高尚なことを考えずに戦績を稼ぐゲームとして遊ぶか。

それを素直に楽しめる心があるならオススメです。陰キャで戦車を可愛がるためにwotを始めた私には無理でした。






面白い部分にだけ目を向ける


これは私がやっていることです。戦車の描写が良いとか、たまに面白い試合があるとか、弾薬庫爆散した戦車の砲塔が他の戦車に乗っかってダメージが入り続ける姿に草を生やしたりとか。コミュニケーションツールとして好きというケースもありそうです。



戦績だの何だの人の心を荒ませる要因はできるだけ無視します。

初心者はそういう感じの方も多そうなので、もしかしたら原点回帰というやつなのかもしれませんね。






アンインストール


20連敗してムカついた時、急になぜ昨日まで毎日こんなゲームをしていたのかわからなくなった時、忙しくてログインするのも面倒な時。



素直にアンインストールしてしまいましょう。そのうち気が向いたら再開すればいいと思います。

かくいう私も何度の引退と復帰を繰り返してきたか数え切れません。






戦績を溶かしても構わない方は気軽に小隊誘ってくださいね。

IGN alihira