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以下テスト
見出しその1
見出しその2
見出し内の段落その1
見出し内の段落その2
ニトスキの使用感、錆びについて
超ざっくり!30秒でわかるこの記事の内容
・ニトスキは標準的なスキレット。
・スキレットは重い。めっちゃ熱くなる。革手袋と持ち手のカバー両方用意しよう。
・シーズニング(初回の慣らし)をしないと使えない
・片付ける時はちゃんと水分飛ばす。さもなくば普通に錆びる。
・なんか適当にステーキ焼くだけでいい感じになる。素敵!
真面目に解説
ゆるキャン△に影響された友人の影響でキャンプに行くようになってから早くも1年以上が過ぎていました。
キャンプギアはあれこれ購入して使ってきたわけですが、今回は最近手に入れたスキレットについて書こうと思います。
ニトスキと言えばこの界隈ではとても有名。百均ほど不安ではなく、有名メーカーに比べれば財布に優しい。そこそこ安くて普通に使えると評判です。
実際、厚みもしっかりしていて強度も問題なさそうです。
というわけでニトスキだから特別どうこうというものではありません。一般的なスキレットの話をすればそれがそのままニトスキの話です。
私はソロキャンかデュオキャン(と言ってもソロ同士で近くに設営してるだけ)しかしませんが、ちょっと大きめの19cmを買いました。
ニトリではダッチオーブンなんかも売っていたので、大人数ならそちらもいいかもしれません。
ついでに鉄製品であるスキレットについて回る錆びという現象についても触れておこうと思います。
スキレットのメリット
・分厚い鉄で表面加工もしていないので、焚き火に突っ込んで激しく焼いても大丈夫。
・見た目的にもススで黒く汚れても目立たない。
・ある程度の深さがあるので焼き物も煮物も揚げ物も少人数分ならスキレットひとつで調理可能。
・熱しにくいが冷めにくい(熱を蓄えやすい)ので、細かい火力調節が適切でなくても料理がしやすく、料理後にそのまま皿として使うのにも向いている。
スキレットのデメリット
・最初にシーズニングという作業が必要。
・油断すると錆びる。
・重い。取手部分の折りたたみ機構などもそうそうないのでスタッキングはやや難しい。
・油が少ないと焦げ付きやすい。
シーズニングについて
ニトスキはシーズニングが必要ですが、ロッジとかキャプテンスタッグからはシーズニング不要のスキレットも発売されているので、面倒だったらそちらを買うのも手だと思います。
あくまでも初回の手間が減るだけで2回目以降は同じなので、そこまで気にすることではないかもしれませんが。
シーズニングの手順
ネットで調べると色々出てきたので、とりあえず手間が少ないやり方を試しました。
①洗剤でガッツリ洗って出荷用の油を落とす
②水分を拭き取る
③全力で空焼き(白っぽく変色するまで)
④ある程度冷ましてからサラダ油を持ち手や裏面含めて全体に塗り空焼き(油を塗って空焼きすると大量の煙が発生するので換気には注意しましょう)
⑤油が蒸発してきたら終了(ちゃんとできてるか不安だったら手順④を繰り返してもいいかも)
この手順で特に問題ありませんでした。
シーズニングの注意点
スキレットは先述した通り冷めにくいです。
食器としてはメリットですが、空焼きしてからなかなか冷めないので地味に待機時間が長くなります。シーズニング全工程には1時間くらい見ておきましょう。
しかもタオルで持ち手を巻けばいいなんて考えているとやけどします。しました。
スキレットは丈夫ですが熱々の状態から水をぶっかけるような温度変化をするとさすがに割れる可能性があるので、変な気を起こさずに待つべし。
クズ野菜を炒めた方が鉄臭さが抜けるらしいですが面倒なので省略しました。最初に作ったのがアヒージョだったので特に鉄の匂いはしなかったです。
錆びについて
ちゃんと手入れしないと錆びると聞いてスキレットを忌避している方もいらっしゃるでしょう。
私もぶっちゃけ面倒だと思ってます。が、少なくともキャンプにおいては錆びにくいステンレスのフライパンを使ったとしても、最大の手間である洗い物が増えるということには変わりありません。
洗ってさえしまえば注意点はそう多くないです。
シーズニングの方法を調べると、ほとんどの記事で油のコーティングが落ちてしまうからスキレットを洗剤で洗わない方がいいと書いてありましたが、正直なところ疑問です。
そもそもシーズニングでしっかり空焼きをしたスキレットは表面が既に変質しています。先に無害な錆びで表面を覆ってしまい、有害な錆びが発生できる場所を奪っておくというイメージです。
油のコーティングも普通に洗剤で洗っただけではそんなに落ちないものなので、普通に衛生面を考えたら洗うべきだと思います。
では逆に何をしたら錆びてしまうのか?という話ですが、これは簡単です。
水分がついた状態で放置。これに尽きます。錆びが進行するには時間がかかるのです。
シーズニングの最初の手順は出荷用の油を落とすことです。これは誰の説明でも同じでした。
そうすると、まだシーズニングされていないスキレットがバシャバシャと水を浴びていることになります。実はそれぐらい全然平気なのです。時間さえ短ければ。
スキレットの防錆手順
①洗った後の水分を空焼きで完全に飛ばす
②全体に油を塗る
③紙袋や新聞紙に包む、カメラなどに使われる乾燥剤を使うなどして水分に晒さない
②の油は日常的に使用するなら錆びにくいので省略可能かもしれません。
油なしでも紙袋に入れて乾燥剤も使ったら、毎日のように雨が降った梅雨時でも1週間は錆びませんでした。
夏しかキャンプしないという方は、使い始めにガッツリ洗剤で洗う前提で食用ではない防錆油を塗ってしまうという方法もありますが、スキレットのためだけにそんなものを用意するくらいなら家でたまに使う方が楽でしょう。
メンテナンスの不備も怖いですが、傷も油断できません。
シーズニングも油のコーティングもスキレットの表面を保護しているに過ぎません。
深めに傷がつけば、そこから錆びます。
もちろん、ただ料理をしているだけで鉄が削れるようなことはそうそうありません。
しかし、キャンプでは落としたり移動中に他のギアと擦れたり、何かとアクシデントが起こるものです。
傷に気がつくことができたらシーズニングをやり直すだけで済むのですが、錆びてしまったら金属たわしで強く擦ったり空焼きしたりして錆を落とし切ることになるので少し手間が増えます。
スキレットの活用
肝心の料理ですが、私は正直あまり使いこなせていません。
ソロキャンでは手を抜きがちで、肉を焼くかアヒージョを作るかの2択です。
レシピはたくさん見つかるのでここは本人の意識の問題ですね。
それでもなんとなく楽しかったり雰囲気が出たりするのもスキレットの良いところです。
私は19cmを持て余しているのでソロなら15cm推奨です。小さい方がアヒージョはしやすい。実は1人分ならアルミホイルのカップか何かでやればいいと思いますが、ここはロマンを優先しても許されるところでは?
大きめのステーキを切らずに焼きたいなら私と一緒に19cm。
焦げ付かないコツは事前に食材に油を馴染ませておくこと。特にステーキはこれでもかと牛脂を塗りたくっておきましょう。油を後からドバドバ入れるよりは結果的に楽です。
焚き火調理などで傾いてしまう場合、油が溜まる部分で揚げるつもりで焼かないとあっという間に焦げます。
まとめ
ニトスキは値段もそこそこで手に入れやすいので、最悪失敗してもいいや精神でメンテナンスをサボって錆びない限界を調べてしまうのもいいと思います。
錆びようがカビようが金属で表面を削ってからシーズニングをやり直せばほぼ新品です。
スキレットとしては欠点らしい欠点もなく、初心者がとりあえず手を出してみるのにはとても良い製品だと思いました。
最後に
コロナ禍によるキャンプブームでソロキャンを楽しむには厳しい状況が続いていますね。
私は収入が減ったにも関わらず車を購入し、PS5の予約合戦に勝利し、見事に金欠に陥りました。
その……つまり、数ヶ月キャンプに行ってない上にスキレットを錆びさせました。
次回のキャンプで焚き火に突っ込んで全力で焼けば錆びが落ちないかと期待している今日この頃でした。
MSA-380Sの感想、レビュー
今回の記事はVECLOSのMSA-380Sというアクティブスピーカーです。
VECLOSというブランド名に聞き覚えがなくても、THERMOSという社名はご存知でしょう。水筒とかタンブラーとか作ってる、あの会社です。
ここ数年、イヤホンやヘッドホン、スピーカーといったオーディオ製品も作っているようです。
というのはこの記事を書き始めた当初の話。なんと、サーモスがオーディオからの撤退を発表しました。という訳で供養として書き上げた次第です。
紛らわしいと思うので先に解説しますが、VECLOSから発売されたスピーカーは4種類あります。
1つ目はSSA-40。エントリーモデルで、価格も見た目も他と被らないので問題なく認識できます。1万円くらいで売られていて、在庫売り尽くしセールで2千円くらいが底値だったと思います。
2つ目はSPW-500WP。こちらは音楽よりも動画鑑賞向けです。これまた見た目は特徴的。価格は3万超ってところ。でしたが半額に。
ここからがちょっと戸惑います。
3つ目はMSA-380Sで、4つ目はSSB-380S。
このふたつは見た目がほぼ同じです。というのも、(恐らくですが)スピーカーユニットそのものは完全に同じ物を使用しているからです。
両者の差は入出力の仕様だけと思っていいでしょう。
MSA-380SはDTMなど、音楽制作目的の業務用モニタースピーカーとして開発されています。ぶっちゃけモニターだとか何だとかは名乗ったもん勝ちで、特に音がどうこうという訳ではありません。
アンプを搭載しているアクティブスピーカーで、DACは非搭載です。
一方で、SSB-380Sはコンシューマー向けです。
デジタル入力に特化していて、接続はBluetoothとUSBのみです。
ヘッドホンアンプ機能もあるので、1台でデスクトップオーディオ全般を担う製品です。
値段はMSA-380Sが約8万円で売られているようです。発売当初は倍くらいだったみたいなので、かなり落ちてます。今は更に落ちてるかも。
SSB-380Sはまだ発売からまだ1年半くらいなこともあり、約15万円……でしたが、売り尽くしセールで約6万円まで値下がりしました。
製品画像では区別しにくくなっているのでご注意ください。
音質について
MSA-380S自体はバランス接続仕様ですが、シングルエンドでも問題なく使えます。
音が前から聞こえます。ふざけている訳ではなく、テレビのスピーカーだとそこら辺で音が鳴っているという感覚なのに対して、MSA-380Sはハッキリとここから音が聞こえると認識できます。
T.M.RevolutionのSummer Blizzardのような激しい左右振りの曲が特にわかりやすかったです。イヤホンやヘッドホンでは音の動きを空気として捉えられないので、この曲の良さを引き出すには物理的な限界がありました。左右の動きがある中でもボーカルはぴったり真ん中に定位していて、ぼやけることがないです。
スピード感のある電子音はハキハキと鳴らしてくれるので、低域重視でない曲なら相性は良さそうです。
オーケストラやロックなど、迫力を求められるジャンルにはあまり適していません。ロックでも音が軽めならギターやスネアをうまく響かせてくれるので良いかもしれません。
周波数特性に極端な偏りはないと思います。モニターという文句の通り低音は控えめ。ですが低音は音量やセッティングで変わりやすい部分なので環境次第かと。
バスレフ型で後方が空いているタイプのスピーカーなので、壁との距離がかなり重要です。
高音は得意ですが、シンバルの響きなどは少し人工的な音になりがちです。
ボーカルは細かい表現までしっかり拾えるので、そこら辺の特性を踏まえてモニタースピーカーを謳っているんだと思います。
パッシブスピーカーとしての使用
つまり、本体のアンプを無視して他のアンプからケーブルを接続して鳴らすことが可能です。
パッシブスピーカーとしても使用できるということで、私はCHORD社のHugo2というポタアンを接続しています。
本来はラインケーブルとスピーカーケーブルは違うものですが、今回はスピーカーユニットが小型だし問題ないだろうという判断でRCA出力⇔バナナプラグのケーブルで鳴らしてます。こんな変な端子のケーブルはなかなか市販されていないですが、片側がRCAのケーブルを適当に用意して反対側を切り落としてオーディオテクニカあたりのバナナプラグを取り付ければ、はんだ付けもせずに自作(?)できます。
本体アンプだと電源を入れた時点で多少のノイズがありますが、Hugo2だとまったくノイズが聞こえません。
予想に反して音量もあっさり取れました。かなり近い距離で聴いているとはいえ、低能率で鳴らしにくいヘッドホンと大差ないボリュームで足ります。
音の傾向としては、基本フラットでかまぼこ要素もあるという印象です。オンキヨーのIE-C2みたいな全帯域を見通せるように調整された音の系統ではありつつ、低域を絞って高音も主張しないように抑えてあります。
モニターとは言っても音楽全体よりはボーカルに焦点を合わせた環境です。
音楽に包まれているような広い音場感とかはないです。定位は明瞭。このあたりの特性は本体アンプとHugo2でそれ程の差はないように感じました。
音の分離は優秀ではありますが、多人数ボーカルかつ音数が多い曲はヘッドホンに分があります。一方でボーカルの潰れにくさは手待ち環境の中では最高で、やはりボーカル中心のモニターが想定されていると思います。
最後に
もう新製品は来ないと考えると寂しいですが、VECLOSの製品はコストパフォーマンスで考えるとどれも微妙だったりするので、仕方がないですね。
私の場合は設置場所が限られているので、小音量のニアフィールドリスニングどころか至近距離で聴くような使い方をしています。量販店などで試聴すると、ほとんどのスピーカーが至近距離では違和感のある音になるので、大きな音が出せない狭小住宅でもオーディオがしたいという方にはピッタリです。低音の量感不足も音漏れを考えるならプラス要素。
逆に普通の条件が整えられるなら普通のスピーカーでいい……つまり、あまりにも需要が少ないところにしか刺さらない製品だった訳です。
今の暴落した価格でなら悪くない選択肢だと思います。
イヤホンやヘッドホンも大絶賛投げ売り中です。
D4DJ D4 FES. -Departure-の感想
私は1stの2日目、2ndの昼公演と過去のライブにも行っているのですが、似たような構成で回を重ねるごとにレベルが上がっていると感じました。
バンドリでもそうでしたが、コンテンツ初期なんて課題だらけで当然なので、順調に曲数が増えていけばDJという謳い文句に見合った内容になると思います。現状では声優カラオケ大会から一歩進んだくらい。
現地入り
会場は東京ドームシティホール。コインロッカーは会場内にあるようでしたが、初めて行く場所だったので駅前(と言っても徒歩2分くらい)のロッカーに荷物を突っ込みました。
元々ポンコツな上に酒が入っていたこともあり、チケットをロッカーに入れてしまい400円を無駄にしました。悲しい。しかも入場後の会場内ロッカーは数に余裕があって300円と、最前競争でもしない限りはこっちでよかった……。
入場に時間がかかり、18時から始まったのに番号1200番台の私は18時40分くらいの入場になりました。外のロッカーに上着を入れてしまっていたので絶望的に寒かったです。本当に会場内ロッカーを信じておけばよかった。
震えながらも入場した後は、中央やや後方くらいで左手に柵を掴めたのでそこで妥協しました。
正直ステージはあまり見えませんでした。大規模な会場とは違い、距離的には近いので跳べば見えます。DJセットは高い位置にあるので、そちらはよく見えました。
バルコニーの指定席は見やすそうでしたが、着席率が高くあまり盛り上がってそうではなかったです。
もはやおなじみのWe Are The Champions。なんか知らないけど開演前にDJっぽい映像と共に流れます。最後にDJ台にD4DJのロゴが雑コラされているのがなんとも言えないシュールさ。
いよいよ開演!セトリは公式から発表されてるのでたぶん間違えてないはず。
1組目はHappy Around!
1.Dig Delight!
2.ムーンライト伝説
3.DAYS
4.ココロオドル
5.Cosmic CoaSTAR
6.Direct Drive!
Dig Delightは楽しく騒げる曲なのでトップバッター向きですね。Hey DJ!
ムーンライト伝説は……上の層向けなんでしょうか? 一応20代前半の私も知ってはいますが。
DAYSは今回のライブで初めてカバーした曲です。2番のサビで急に始まる謎ラップもライブで聴くとめちゃくちゃカッコイイです。低音マシマシなのも相まっていい感じです。
ココロオドルはタオル曲! 曲のどの部分がコールなのかわからないので個人で自由に叫ぶという大雑把さが楽しかったです。
5曲目のCosmic CoaSTARはオリジナルの新曲らしいです。力尽きたタイミングだったので、どんな曲だったか綺麗サッパリ忘れました。
Direct Driveで跳ね回っていたら気分が悪くなってきました。普通に考えて飲酒して満腹になった状態でぴょんぴょん跳んでればそうなりますよね。
というわけでここからは体調との戦いが始まります。私はバカです。
2組目は燐舞曲。
1.瞬動-movement-
2.Rising Hope
3.東京テディベア
4.カレンデュラ
5.Horizontal Oath
6.unravel
さえチのギター!
新曲のHorizontal Oathはさえチしか見えませんでした。バンドリの時とは違ってぐわんぐわん回ってガンガン振り上げて弾くのが猛烈にカッコイイのです。
人が体調悪いっていうのに(自業自得)Rising Hopeを叩き込んでくるという鬼みたいなセトリでした。
つんこさんがちょいちょいイチャついてたのはバッチリ目撃しました。煽ってくる時と可愛い時の落差が激しかったです。
燐舞曲はカッコイイ時とカワイイ時で同一人物なのか疑わしい方が多いですね。
3組目はPhoton Maiden
1.READY STEADY GO
2.シドニア
3.ブルー・フィールド
4.Photon Melodies
5.Here’s the light
6.“What” are you?
DAYSやREADY STEADY GOなど、ガルパとD4DJの両方でカバーされる曲が出始めました。意図的に避けている訳ではなかったようです。ガルパのカバー曲は好きなのでホッとしてます。
会場内は若年層がほとんどで、シドニアで敬礼するオタクが少なかったです。現時点ではカバー曲の対象年齢と実際の客層の間にはギャップがあると感じました。
ダンスが目立つユニットですが、ステージあまり見えてない勢にはよくわかりませんでした。
とりあえずDJ卓のツムツムが可愛かったです。RASの時よりおとなしいのでちょっとレアです。
4組目はMarm4id
1.CAT'S EYE
2.キューティーハニー
3.Gamble Rumble
4.Floor Killer
5.ING
6.round and round
古めのカバー曲に露出度の高い衣装で、コンセプト的にオタク受けするかどうか……という心配を軽々と吹き飛ばしてくれました。カバー曲はEDM系のアレンジで知らなくても盛り上がるし、何よりもオリジナル曲が強い。
Floor KillerとINGで調子に乗りすぎて限界を迎えたので新曲は休みました。round and roundというタイトル通り、サビで回るらしいですが近くのオタクは厄介みのある数名しか回ってなかったです。指定席になるし、次回からは浸透するんじゃないかと思います。
最後はPeaky P-key
1.電乱★カウントダウン
2.Gonna be right
3.夢見る少女じゃいられない
4.CYBER CYBER
5.少年ハート
6.Let’s do the ‘Big-Bang!’
大本命。今回は電乱カウントダウンを聴きに来たと言っても過言ではありません。この曲とFloor Killerだけはみんな練度が高く、コールが完璧でした。
新曲もアゲアゲ上松でした。作曲家レベルで強いです。
ピキピキはハピアラと同じく、なんとなくDJっぽいけど中身は普通にアニソンという王道系です。
新人で固めたハピアラと比べるとクオリティが高く、特に愛美さんはさすがの安定感でした。
最後の力を振り絞ってぶち上がりました。満足です。
ライブ終了後に様々な告知がありましたが、体調が限界すぎて離脱しました。
まとめ
客層はほぼバンドリーマーって印象です。ブレード振ってる人はかなり少数。UOは隣のテンション高い人が途中で1回折ったくらいで極少数。
家虎、MIX、咲きクラ、その他厄介芸もほぼ見られず。決して低まっていた訳ではなく、家虎根絶を掲げるタイプのオタクはこういう現場を欲しているんだろうと思います。
実際楽しいですが個人的には体調面が良ければもっと跳べたという後悔に襲われています。今後のライブでは規模が大きくなり指定席主体になるであろうことを考えれば、快適な自由さは今回までだったかもしれません。
D4 Fesはブシロード運営の安定感と新規コンテンツの発展途上感の狭間でちょうどいいバランスを保っていたのでストレスなく楽しめたライブでした。
今まではゲームやアニメを含めたメディアミックスプロジェクトという触れ込みだったのにライブと音源しかなかったという状態でした。ついに正式にTVアニメ化と音ゲーが発表され、具体的な動きも出てきました。逆に言うとほぼほぼ純粋な声優イベントだったD4DJはもう終わるということです。正直なところ、新規プロジェクトを真剣に追う財力も時間もないので早くも引き際かもしれないと考えています。
ライブに慣れてきて当日になってからチケットを拾うことも増えてきたので、なんだかんだ言いながら現地参戦する予感もしてますが。
まだ先のことなので今は志崎樺音さんの誕生日でも祝いながらのんびり待ちましょう。HBD!
D4DJ 1stライブ DAY2と、RAISE A SUILEN 「Heaven and Earth」特別追加公演 UNSTOPPABLE LIVEの感想
D4DJからスタート。
1番手はHappy Around!
愛本 りんく CV.西尾 夕香
明石 真秀 CV.各務 華梨
大鳴門 むに CV.三村 遙佳
渡月 麗 CV.志崎 樺音
1. Dig Delight(オリジナル曲)
2. ぽっぴん'しゃっふる
3. ココロオドル
4. 新曲(オリジナル曲)
新人で構成された初々しいユニット。
今回の参加者は志崎さん以外の3名。
西尾夕香さんは喋れるし歌えるしでリーダーな感じ。
主人公ポジション。
ラップ多め。カバー曲にもココロオドルが入ってる。
特に下手だったわけでもミスをしたわけでもないが、あまり印象に残らなかったというのが正直な感想。新人だから、というよりは主人公ポジの宿命。
Dig Delightは公式で試聴があったし、カバー曲も知ってる曲だったので普通に楽しかった。
新曲は低音で潰れすぎてよくわからなかった……。
2番手は燐舞曲(ロンド)
青柳 椿 CV.加藤 里保菜
月見山 渚 CV.大塚 紗英
矢野 緋彩 CV.ももの はるな
三宅 葵依 CV.つんこ
1. 名前のない怪物
2. unravel
3. オリジナル曲
もう名前からしていかにもって感じのユニット。
なんとさえチがギターを弾いてる。バンドリの時とは違い、派手に動く。あと髪型いつもと違ってちょっと幼く見えてめっちゃ可愛かった。
つんこさんは煽りが激しめなのと圧が強い。
名前のない怪物のサビでぴょんぴょんするの好き。
全体的に中二病で統一してるのでわかりやすい。
あと絶対に夢女子を量産すると思う。なんだかんだ平均的に男女両方から支持されそう。
3番手、Merm4id(マーメイド)
瀬戸 リカ CV.平嶋 夏海
水島 茉莉花 CV.岡田 夢以
日高 さおり CV.葉月 ひまり
松山 ダリア CV.根岸 愛
1. CAT'S EYE
2. キューティーハニー
3. オリジナル曲
名前ヤバそうだけど、ロゴでは『4』が『A』に見えるように描いてあるので、燐舞曲属性ではない。
個人的には一番尖ってると思うユニット。
露出度高めで、カメラワークも狙ってる。死ぬほど女受け悪いタイプ。
絶対にユニット内でも表面上は笑顔で接しながら激しい陰口合戦してる(本当にただの偏見)
これで男受けしなかったらマジで不人気一直線だけど大丈夫か?エロいから大丈夫か。
曲調は絵に描いたようなEDM。ぶつ切りが目立つD4DJの中で珍しく曲をつないだのがキャッツアイとキューティーハニー。
正直期待してない曲だったけどぶち上がれる。そう、EDMアレンジならね。
オリジナル曲もコール的な要素を含みつつもEDM系。
音楽的にはかなり好き。中の人を誰も知らないのと、メディアミックスに3次元のエロとか求めてないので総合的にはそんなに。
尖り具合がどう作用するのか、先が気になるユニットだった。
4番手、Photon Maiden
出雲 咲姫 CV.紡木 吏佐
新島 衣舞紀 CV.前島 亜美
花巻 乙和 CV.岩田 陽葵
福島 ノア CV.佐藤 日向
1. 99 ILLUSION!
2. HOT LIMIT
3. オリジナル曲
俺得ユニット。バンドリとスタァライトから2人ずつ引っ張ってくるという暴挙。
他のユニットにはDJ担当っぽい経験者がいたりするけど、恐らくその役割はツムツムが可能なので、結果的にはブシロコンテンツ祭りとなった。
今回の参加者は九九組のふたり。
カバー曲でも99 ILLUSION!が入った。九九組しかいないからカバーじゃなくて普通に本人歌唱。
スタァライトはおとなしい現場なのでD4DJとは客層が違う気配を感じた。無視して全力でコールしたけども。
カバー2曲目はまさかのHOT LIMIT。知ってる人が多いのか、それなりの人数がサビのところでDAISUKE的な例のポーズをキメてた。楽しい。
TMR好きだし歌もダンスもすごいしマジで俺得ユニット。
スタァライトとは違うテンションのはるぴょんと日向ちゃんを拝めて大興奮だった。
舞台出る人だからか、ステージに立っている間の動きが全部キレイ。バリバリにダンスユニット。
ここにバンドリ組のふたりが加わったらと思うと推し不可避かも。
最後はPeaky P-key(ピーキーピーキー)
山手 響子 CV.愛美
犬寄 しのぶ CV.高木 美佑
笹子・ジェニファー・由香 CV.小泉 萌香
清水 絵空 CV.倉知 玲鳳
1. 電乱★カウントダウン
2. アゲハ蝶
3. 夢見る少女じゃいられない
4. オリジナル曲
D4DJ、今のところ5分の3でユニット名が読みにくい。
参加メンバーは倉知玲鳳さん以外。彼女は別の次元でお仕事があるということで(ツムツムもだけど)
あいみんともえぴを会わせてしまった。イケメン対決。
全ユニットの中でも最もバランスが良さそう。実力と経験のあるメンバーに新人がついてる。
何はともあれ、大本命、電乱★カウントダウン!
この曲がなかったら今回のライブは見送っていたかもしれない。
安直かもしれないけど、カウントダウンはぶち上がる。
絶妙にダサいのがまたいい。新曲でもこれまた絶妙にダサいダンスがあって好き。
もえぴはずっとカッコよくて、やっぱり舞台女優系、というか九九組はパフォーマンスが良い。
電乱★カウントダウンでは愛美がメインで歌ってるけど、カバー曲は他の人のボーカルもそれなりに入ったから、まだ方針は掴めない。わざわざ歌える人を入れてるから多人数ボーカルに落ち着くと思う。
まとめ
個人的にはPhoton Maidenが強いけどピキピキも気になる。
RAS
個人的ハイライトはサイリウムを超高速でぐるぐる回してた人。よく見る光景だけど、マジで速かった。しかも時間が長いし振り幅も一定。これから10曲あるのにそんなに消耗して大丈夫だったのだろうか?
セトリ
1. A DECLARATION OF ×××
2. Invincible Fighter
3. 1/3の純情な感情
4. R・I・O・T
5. UNSTOPPABLE
6. Hey-day狂騒曲(カプリチオ)
7. Y.O.L.O!!!!!
8. 激動
9. DRIVE US CRAZY
10. EXPOSE ʻBurn out!!!ʼ
今回は神戸のライブの追加公演。ということでカバー曲にも期待してたけど、まさか両方とも聴けるとは。
さらに新曲!DRIVE US CRAZY、コール練習から始まって初見とは思えないぶち上がり具合。
RASのライブはNGNCで4曲聴いただけだったのを後悔してる。6thから追っておけばよかった。
D4DJでの最高潮が休みナシでずっと続く。
なるほど、今回の追加公演のタイトルは「UNSTOPPABLE」
今まで参加してきたライブの中で、一番叫んだ。
RASのオリジナル曲はどれもライブ向き。跳んで、頭振って、他のライブではしなかった騒ぎ方ができた。
活動開始から約1年。RAISE A SUILENというバンドの在り方、強さを叩きつけられた。
とりあえず次のRoseliaとの合同ライブ、Rausch und/and Crazinessには絶対に参加したい。
NO GIRL NO CRYの感想
5月18日、19日に開催されたPoppin'PartyとSILENT SIRENの対バンライブ、NO GIRL NO CRYの感想です。
両日参加しましたが、記憶が混ざっているので2日分ごちゃ混ぜで書きます。
当日の様子
私は少数派になるであろうルートだったので、途中まではバンドリーマーの気配を感じませんでした。しかし連番者と待ち合わせた所沢では、ちらほらとそれらしき方々が。やはりメラド前の最後の人里で準備を整える方が多いようです。所沢から西武球場前駅へ向かう電車に乗ると……バンドリーマー率は99%くらいまで跳ね上がりました。
入場すると、ドームなだけあって広いです。
そして話に聞いていた通り、壁がないです。本当に中の座席から外の山が見えます。音漏れなんてレベルではない、清々しい野外ライブ会場です。
ここにも飲食店はありました。ココイチがあったのでカレーを食べました。のんちゃんの影響でちょっと多めにスパイスかけたけど普通にキツかったです。4辛とか人間の領域じゃないのでは。
たこ焼き屋の店員さんが『彼女たちリハーサル頑張ってたよ!』と報告てくださり嬉しかったです。
開演時間になると、チケット完売こそしなかったものの、ガラガラということもなかったです。粗方埋まってました。
アリーナ席の間隔が広いのも、演出を考えれば納得です。むしろ座席が確保できなくなる演出をしたいからキャパが広いドームでの開催にしたのかもしれません。
最初に花火みたいな感じで爆発があってびっくりしました。2日目も全く同じ演出だったのに同じようにびっくりしました。学習能力……。
DAY1オープニングアクト、Roselia
1.LOUDER
2.R
3.BRAVE JEWEL
4.熱色スターマイン
一部マイクが入っておらず、めぐちぃの声が聞こえないというトラブルがありました。
それでも、めぐちぃは動揺せずに演奏を続けていて安心しました。
後にレディシャで、ライブ来てトラブルがあったら殺気立つ気持ちもわかるけど、スタッフさんもみんな全力だったんだよ!と言っていました。めぐちぃ好き。
まだオープニングアクトなのにぶち上げセトリで体力を持っていかれました。
Roseliaのライブは7thからの参加なので、2度目です。
個人的にRはライブで化けた曲で、ソロの力強さとコールでの一体感がたまりません。
メンバー紹介で最初に『ギター! 氷川紗夜!』と振られたのに『工藤晴香でーす』と答えるというやりとりがあり、くどはるのいつものやつだと思って笑っていたら、残りのメンバーもキャラ名で振られて中の人が答えてて、「あっこれマジな方のやつだ」と気がついてちょっと申し訳なかったです。でも周りもみんな笑ってました!
DAY2オープニングアクト、RAISE A SUILEN
1. A DECLARATION OF×××2. UNSTOPPABLE
3. R・I・O・T
4. EXPOSE 'Barn out!!!'
1日目のRoseliaに対抗するかのようなセトリ。既存オリジナル曲が4曲なんだから全曲予想できてたとか言わない!
RASのライブは初めてでしたが、とてつもないスタートダッシュを食らいました。全力で駆け抜けてあっという間に終わってました。
曲が全部強く、レイチェルさんの盛り上げ方が上手だったので、この時点で体力がなくなります。2日目だし……。
メンバー紹介でツムツムのDJ機材から音が出ないというトラブルもありましたが、人柄もしくはキャラ柄(?)もあり笑いどころに。
レイチェルさんと夏芽さんは演奏の都合上動けませんが、残り3人で5人分暴れる姿を見て、単独公演も行きたくなりました。
SILENT SIREN
1日目は後半、2日目は前半でした。1日目セトリ
1. フジヤマディスコ
2. 八月の夜
3. ぐるぐるワンダーランド
4. What show is it ?
5. ビーサン
6. NO GIRL NO CRY
7. 天下一品のテーマ
8. 女子校戦争
9. ALC.Monster
10. 恋のエスパー
2日目セトリ
1. チェリボム
2. 八月の夜
3. 天下一品のテーマ
4. ジャストミート
5. DanceMusiQ
6. NO GIRL NO CRY
7. ときめきエクスペリエンス!
8. フジヤマディスコ
9. ビーサン
10. 恋のエスパー
全体的にわかりやすい曲で固めてます。曲が始まる前にコール解説もしてくれました。
途中で「サイサイのライブ初めての人ー?」と聞かれて大多数が声を上げていたくらいのバンドリーマー率で、サイサイ側も恐らくそれを予想していたので初心者向けにとても優しかったです。
……鬼のような煽り以外は!
めちゃくちゃ疲れました。めちゃくちゃ楽しかったです。 What show is it ?、ビーサンあたりがマックス激しいです。
バンドリのどのバンドとも違うタイプの熱量で新鮮でした。
セトリで想定外だったのはときエクです。1日目の時点で予告はありましたが、実際にフルで聴くと不思議な感覚。進め!ポピパ!明日へ走り抜けてってカバーだと応援されてる感じでいいですね。
逆に想定ど真ん中だったのは恋のエスパー。なにせ直前に公式から動画が上がったので両日確定くらいの気配でした。最後の方で「ストップ!」という歌詞のところで時間を止めるのが楽しいです。そこから時間を巻き戻したりして遊べて、本当にライブ向きの曲です。両日で最後の曲にするだけあります。
サイサイについてはあまり知らなかったので不安もありました。ペンライトは何色なのか、そもそも振るのかどうか。コールの類もよくわからないままで本番。
それでもガッツリ盛り上がって、演奏でもMCでも10周年という年月の積み重ねを感じました。
Poppin’Party
1日目セトリ1. キズナミュージック♪
2. B.O.F
3. Happy Happy Party!
4. Dreamers Go!
5. ティアドロップス
6. 八月のif
7. キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~
8. NO GIRL NO CRY/Poppin’Party Ver.
9. Time Lapse
10. STAR BEAT!~ホシノコドウ~
2日目セトリ
1. 夏のドーン!
2. Time Lapse
3. Happy Happy Party!
4. 二重の虹
5. Returns
6. キラキラだとか夢だとか ~Sing Girls~
7. CiRCLING
8. ティアドロップス
9. STAR BEAT!~ホシノコドウ~
10. キズナミュージック♪
定番曲や有名な曲で固めつつ、夏っぽい曲と新曲を入れた感じです。
1日目が終わった時、二重の虹は?CiRCLINGは??となって、ポピパも10曲だと全然入らないくらいに曲が増えたんだなーと実感しました。
今回はNO GIRL NO CRYの他にも新曲がありました。Dreamers Go!もReturnsも可愛いしかっこいいしエモいしで最高でした!
特にReturnsが良かったです。ギターが鳴り始めると、会場が自然と青に染まりました。
アニメ2期を思い出してちょっと泣きそうになりました。
曲が終わった時にはっしーが涙がこぼれないように上を向いていて、さえチも泣いてました。
さえチは最初の方で歌詞に合わせて他のメンバーから離れて弾いていたらしいです。
危うくライブ会場で大号泣オタクになるところでした。
両日披露の曲も半分以上ありました。
キズナミュージックは新しめな曲ですが、早くもライブでの大本命になりつつあります。香澄のマイクでりみりんとおたえが歌っててアニメのOP映像のやつだ!ってなりました。
キラ夢とHappy Happy Party!は明るくてキラキラしてるポピパらしい曲で、恐らく数は少ないながらもポピパ初見の方がいるステージにぴったりでした。
ティアドロとTime Lapseはお守りに持っていたライブ用耳栓を活用するくらい迫力がありました。
スタビはもう何も言えません。
1日目が沙綾の誕生日だったので8月のif、2日目は夏のドーン!と夏枠が。アニメとガルパでそれぞれストーリーがある曲です。音楽単体だけではないポピパの魅力が詰まってました。
おとなしい香澄も頭空っぽの香澄も可愛いです。
アンコール
ポピパ、サイサイ全員での演奏でした。
1日目はチェリボム。ひたすら可愛いし踊る曲だったこともあって大盛況でした。コール確認しといて良かった。
2日目はNO GIRL NO CRY。各楽器でバチバチにソロを弾き合っていたのが印象的でした。ポピパもサイサイも本当に楽しそうで、それを見てNGNC聴いてる我々も本当に楽しかったです。
MC
ポピパとサイサイで交流を深めているという話がありました。
あいにゃんさんはNGNC前からりみりんと仕事で知り合いだったらしく、チョココロネいくらでも買ってあげたい!と言っていました。わかります。
さえチは昔からサイサイさんを好きだったようで、言動の節々にオタクっぽさが混じってました。
愛美は最後にすぅさんとハグしてて
ゆかるんさんは彩沙に光るサングラスをかけてあげている姿が姉のようでした。
はっしーはひなんちゅさんに『お風呂掃除しましたー!』と綺麗になったお風呂の写真を送ったらしいです。へごちん……。
山の中で実質野外ライブなので虫が多いらしく、彩沙のキーボードやすぅさんの足が攻撃を受けてました。
ポピパが恋のエスパーの時間を止めるやつをマネしたら、りみりんが微妙に止まりきれずにふらついてて、さえチが前髪直してる姿で固まり、へごちんが変なポーズをして、彩沙の時間が止まったまま動かないという有様でした。やっぱりポピパはボケ属性の集まりですね。
演出
開幕で大きな爆発があってびっくりしました。他にもステージがまるごとゴンドラのように移動したり、そのまま小さいゴンドラに移ってスタンド前を通ってくれたりしました。りみりんが毎回のように自分がどこに行くか忘れてたのが可愛かったです。
アリーナ席はブロックによってはステージが自分の上を通過するという非常に珍しい経験ができたようです。(それって全然見えないってことじゃ……大半の曲を演奏した通常状態は見やすい席だからトレードオフですね)
さらに後半ではアリーナに巨大風船がバラ撒かれ、それが割れると中から小さい風船がたくさん出てくるという楽しげな演出が。
すぅさん曰く、「さすがブシ様」
ブシロード金持ちですよね。
サイサイはDanceMusiQで光るサングラスをかけていました。ポピパが借りて遊んでいたらプレゼントされました。特にはっしーが気に入ったみたいで大喜び。
衣装も色々ありました。遠くて正直あまり見えなかったけど、ポピパの新衣装が可愛かったです。
サイサイさんはライブTシャツのアレンジがすごかったです。具体的に何をどうしたのかは全然わかりませんでした。
メラドについて
駅から近いというか、ほぼ駅です。かなり広い空間があるので、ライブ前の混雑も大して問題になりません。武道館や両国国技館とは違い、通行人への迷惑とかなさそうで良かったです。キッチンカーがたくさん出店していたので、飲み物などを確保しておけば昼食はここで食べてもいいかもしれないです。
壁がないので昼間は普通に明るいです。ペンライトとかステージ演出とかが映えるのは夜です。
夏は酷暑、冬は極寒が予想される会場ですが、5月中旬は過ごしやすかったです。
埼玉県という僻地ゆえ交通手段は厳しいです。アンコール前退場の方もいらっしゃいました。
今回は気候が良かったし、私は比較的行きやすい場所に住んでいるので、個人的にはいい会場でした。
まとめ
そして実際にチケットは残ってしまいました。参加する側の都合としては、高倍率のチケット争奪戦がないのはありがたいことです。ですが今後の展開を考えると、もう少し売れて欲しかったところ。
ちなみに今回はかなりの悪条件でした。
①ライブ会場としてのメットライフドームの評判が非常に悪い。
②ポピパとサイサイで客層が違う。特にサイサイ側はポピパを受け付けない可能性が高い。
③サイサイはツアーをしてるので、サイファミはNGNCにこだわる必要がない。
④Aqours 5thという大手競合が、同じ会場かつ近い日程で先に始動した。
他にもチケット料金が高いとか色々あります。むしろ奮闘した方かもしれません。
ぶっちゃけポピパもサイサイも時期を見てワンマンやれば埋められたんじゃないかと。
それでもNGNCには大きな意味があったと思います。ポピパの成長のためには良い機会でした。サイサイが積み重ねてきた10年という年月から、たくさん学ぶことができたと思います。
ライブを聴いていて、同じ会場なのに音響に差があったので、そのあたりも世間一般での人気が高いバンドのレベルまで、まだまだ伸び代がありそうです。
ファン層の拡大も狙っていけると思います。今回の参加者はほとんどバンドリーマーでした。それでは新規が増えない、というわけでもないと思います。
キャラクター音楽コンテンツというバンドリの立ち位置は、自由度が高いです。
音楽を一旦置いといてキャラクターだけでも楽しんでもらえるし、キャラクターを前面に出さなくても音楽だけでライブができる。でも総合的には音楽とキャラクター、ストーリーがまとまってひとつの作品になっている。
バンドリは今までキャラクターがメインの入口で、オタクを集めて人気を得ていました。バンドリは、と言うよりも既存のオタクコンテンツはほぼ全部そうです。
ライト層含めてオタクは増えていますが、我々が消化する作品もまた激増しました。
これからはオタクコンテンツに興味がない人間を、音楽を入口にしてバンドリに誘い込むことが必要になると思います。
それを実現するには音楽だけで勝負できることが最低条件。仮にできるとしても、できると思ってもらえなければ意味がない。
結局は実績に頼るのが現実的です。対バンした、フェスに出演した、という情報でバンドとしての認識を持ってもらう。そこで運良く聴いてくれた人が認めてくれるようなパフォーマンスをする。
難しいですが、供給過多のアニメ業界の中で、オタクの支持だけで成長を続けるのはもっと難しいと思います。
このタイミングで発表されたロッキン出演でサイサイと同じ日とか絶対に偶然ではないので、NGNCはバンドという文化圏での縁を繋いでいく、はじめの一歩でもありそうです。
バンドリーマーの調教もNGNCの大きな価値でした。
私はバンドリに出会うまでライブに行かない人間でした。ポピパを好きになって、半ばノリと勢いでCD積んで、両国国技館の6thライブで初めてのライブ参戦。
そこで衝撃を受けた私は、7thではポピパだけでなくRoseliaのライブにも行きます。
そして続くNGNCで、オープニングアクトの4曲だけとは言え、RASの演奏も現地で聴くことができました。
そう、バンドリに順調に調教されているのです。
ここまで綺麗に沼に落ちるとまではいかなくても、似たような感じの人は多いと思います。
そんな我々はもっと音楽を好きになるように、ライブを楽しめるように、今回のライブでガッツリと教育されました。バンドリ以外のライブは初めてで、サイサイの時に楽しめるか不安もありました。いざ始まってみればサイサイさんはとても優しくて初心者でもぶち上がれました。
バンドリのどのバンドとも違う盛り上がりで、演奏もその間のつなぎもMCもすっごく上手でした。彩沙のパフォーマンスはゆかるんさんを参考にしているので、ポピパに近い部分も感じられました。
この文章を書いている段階で既に1ヶ月以上経ちますが(ライブの感想にこんなに時間かけるバカも珍しいですよね)、セトリ順に曲を聴くとあの時の興奮が一昨日の晩ごはんくらいの感覚で思い出せます。
ポピパはポピパ、と愛美が武道館で言ってくれて、その言葉は自分の中にすっぽり収まりました。
ありがとう……エモりで震え出す足 rokka legs